(株)アテナテック　仕事紹介ブログ

エンジンがかからなくなったとの事で相談です。

バッテリの使用年数もわずかでしたのでお預かりして修復してみることにしました。

新品では、約300CCAと思われます。
修復前　44CCA

かなり劣化しています。

サルフェーション除去修復します。
修復後　300CCAを超えました。

車体に組込みエンジンがかかることを確認しました。

電圧があってもCCA値が悪いとエンジンがかかりません。
CCAを測定する機械を所有しないカーショップでは、「バッテリ劣化で交換が必要」と言われます

全てのバッテリがCCA修復可能という事ではありませんが、延命が出来る場合もあります。使用年数が短い場合は延命出来る可能性が高いです。
バッテリがもったいないと思う方はサルフェーション除去を試してはいかがでしょうか？

いすづ　エルフ　の速度メータが振れないという依頼です。

車両が古くメーカでも情報が解らない、
部品がないという事でどうにかならないか？と言う事でした。

パルス整合器の内部基板修理して
車両に搭載して動作確認をして終了です。

ECUとは、自動車のコンピュータです。

今回は、三菱のキャンターのECUです。

エンジンがかかったり、かからなかったり
状況がよく判らないとの事！
ＥＰＵと周辺回路図を頂き調査です。

EPU電源を入れても再現されません！
よくある事です(笑)

何日か様子見ます。
ものすごく冷え込んだ日、朝一ついに現象が出ました！！

温度状況で変化するのか？判断するために恒温試験を行います。
ある温度を境に動作状況が変化する事が確認取れました。

どの部品が温度の影響受けているかを一つ一つ地道に調査した結果
絞り込みできました。
●セラミックコンデンサ
●フラシュメモリ
など・・・

15年前の半導体で日本の商社に在庫がなく部品入手に時間がかかりましたが
なんとか交換できました。
※国際手配だとルーズな国が多く日本の10倍以上の日数が掛かると思った方が良いです。

無事修理完了しました。

依頼者の方には、納期面で大変ご迷惑をおかけしました。

運転席から助手席のシートを動かせないか？と言う相談が来ました。
子供が寝てしまった時にシートを倒してあげたいそうです。

調査した結果、ハーネスを作成しトヨタ純正スイッチを利用できる事が解りましたのでご説明し依頼を受けました。

スイッチ取り付け位置に余裕がなく場所決めに苦戦しましたが、
なんとか施工作業も完了しお客様も大変喜ばれていました。

↓取り付け完了


↓ハーネス写真

お客様車両：レクサスIS
※トヨタ系電動パワーシートに応用出来る様です
（クラウン・アルファード・ベルファイヤなど）
※10ピン仕様
http://athenatech.mydns.jp/athenatech/store/html/products/detail.php?product_id=327

その他、14ピン仕様はこちら
http://athenatech.mydns.jp/athenatech/store/html/products/detail.php?product_id=335