◆指導理念

1.未来に向けて・・・
バドミントンは大人になっても楽しめるスポーツですが、その将来性はグリップの握り方で決まると思います。将来のことを考え「正しいグリップの握り方」にはこだわって指導を行います。我流でプレーしてきた選手には、握り方の修正から指導を行いますが、「三つ子の魂百まで」というように、最初に覚えた技術を完全に修正することは非常に困難です。「正しいグリップの握り方」の習得時間は、本人の意欲と自覚によって異なります。「WINNERでバドミントンを始めて良かった!」と感じていただけると嬉しいです。

2.初心者には・・・
初心者には「グリップの握り方」と「素振り」からスタートします。素振りだけでは子供の集中力は持続しませんので、シャトル打ちと平行して練習を行います。シャトルを打ち始めると、打つことに集中し、フォームが崩れてくることがあります。崩れてきた場合は、また素振りに戻るというように、子供の習得度(レベル)に応じてメニューを変えていきます。

3.小学生には・・・
簡単な手投げノックを通して基礎の徹底を行います。基礎がしっかりできてくると、自然とシャトルが飛ぶようになり、周りの選手にも勝ち始め、達成感充実感を味わう機会が多くなります。勝つことで子ども達は自信を持ち成長していきます。そうなると、「また勝ちたい」というように勝ちに対する欲求が高まり、フットワークや地味な反復練習もこなせるようになります。ここからが「WINNER」(勝利者)への始まりです。

4.中学生には・・・
実戦的な練習も多くなり、スピード練習を行います。選手にとって一番印象に残る試合は、中学最後の中体連だと思います。中体連で悔いが残らないよう指導を行っていきます。最後の中体連で悲しい現実に直面しないように、未来につながらないプレーには叱ることもあります。中体連に向けて「最後はWINNERが勝つ」を合い言葉に、日々の練習に取り組んでいます。

5.遊ぶことも大切・・・
以上のように指導段階については、ご説明をしましたが、遊ぶときは一緒になってトコトン遊びます。特に日曜日の朝のフットサルは超~盛り上がります。時には1時間以上遊んでいることもあります。その他、自由練習の日を設定してダブルスなどで遊んだり、あえてコーチ不在の時間を作ったり、遊びを通して学ぶことも多いと思っています。

6.WINNERの輪・・・
WINNERの卒業生が様々な高校で活躍をしています。その選手達がバドミントンを通して友達が増え、心と体が健全に成長してくれることを願っています。そして将来、バドミントンが好きなOB,OGが集まり、強い弱いに関係なく一緒にバドミントンを楽しめる環境ができればいいなと思い描きながら指導を行っています。